2.6 和久洋三先生の講演会メモ
WAKU-BLOCKやケルンボールで超有名な和久先生の講演会。子ども二人を会場で託児してもらい、オットと二人で拝聴。心に残ったところをメモ。
【和久先生がアトリエを始めるまで】
東京芸大の大学院を出ておもちゃのデザイナーをしていた40歳の頃、この仕事は一生をかける価値のある仕事なのか、このままで良いのかと感じていた。ピカソの展覧会で見た「ゲルニカ」の絵に衝撃を受けた。ピカソは「92歳になって子どものような絵がやっと描けるようになった」と言ったという。ピカソならどうするだろうと考え、しばらくスペインで暮らすことに。家族帯同でおもちゃについて様々な文献を読み、現地を視察。
そんな時、ドイツのフレーベルのおもちゃについての哲学、教育のあり方の本に出会った。人間、自分を追い込むと神から与えられるものがあると思った。
フレーベルの教育を検証するために、アトリエを立ち上げた。すると子どもはフレーベルの言っていた以上であった。教えなくても、現代画家のような絵を書き上げる子どもたち。
といっても最初は、子どもたちがすばらしい絵を描いていても、塗りこむことに集中して描きすぎ、何百枚もの名作が失われるのを目にした。「ここでやめてくれ!」と念を送ったことも多々ある(笑)。しかし、作品を完成させるよりも、描いていること自体や色を感じ取ることが大切な時期があるのだ。そして時期が来ればちゃんと良いところで止めてくれる。







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